きくらげ栽培事業

小さなタクシー会社の「生きくらげ」への挑戦

「あの日のはごたえ」は、日栄交通・常務取締役の清水雄一郎がはじめた生きくらげの生産・販売ブランドです。

2020年1月に始まったコロナ禍でわたしたちの会社も影響を受け、瞬間的にタクシー会社の売り上げは8割減まで落ちたこともありました。そんな危機的状況を打開するため、一人の従業員から「きくらげの栽培をしてみたらどうだろう」というアイデアが出ました。

あの日のはごたえ

会社のシャワー室で試作を重ね、翌年からは車庫の空き地にビニールハウスを、その後2年間試行錯誤し通年栽培ができるプレハブハウスが完成しました。

中国から輸入した菌床で栽培し、国産きくらげとして販売している農家さんも増えている現状もありますが、私たちは菌床から国産にこだわり、純国産の肉厚な生きくらげを生産しお届けしています。

商品の購入方法

純国産生きくらげ「あの日のはごたえ」は、インターネット通販および当社直売所、埼玉県下の取扱店にてお買い求めいただけます。

「きくらげ栽培」を通した地域課題への取り組み

これからの地域課題である「空き家問題」を考え、新しい空き家活用のひとつにきくらげ栽培を広めていきたいと考えています。そんな中偶然のご縁から埼玉県内の空き家を購入し、きくらげ栽培ハウスへの改築を進めています。

いまだ生産者の少ない国産の生きくらげは希少でファンも多く、このノウハウを活かして空き家課題と向き合い新しい活用方法として提案していきたいと考えております。